(株)ウィザスが運営する「第一学院中等部」は、不登校中の中学生を対象としたフリースクールです。
教育機会確保法により、中学校の校長が認めれば、出席扱いになりますし、内申点がつく場合もあります。
第一学院中等部では、基本的にオンライン学習(すららを用いたICT教育など)となりますが、月数回程度は全国各地にある「キャンパス」に通学します。
制服はないので、服装は自由ですし、オンライン学習をキャンパスで行ったり、他の生徒と交流したりできます。
このため、第一学院中等部は口コミでも評判となっています。
受講生の感想などをまとめました。
第一学院中等部の口コミや評判は?
第一学院中等部に通う学生の口コミや評判などをまとめました。
悪い口コミ
自宅に引きこもっているのに、第一学院中等部は定期的な通学が求められるので、選ぶ理由にならなかった。
色々いい加減
引用元:google(神戸キャンパス)
良い口コミ
ICTを活用した授業がわかりやすいです。
引用元:知識と情報プラス
「中学生の居場所」をテーマに運営されてます。
中学校へは行けていないけどここへ通うことはいつも楽しみして行ってくれてます。
在校生の雰囲気が明るく先生の皆さんも優しくて通わせて良かったと思っています。
引用元:google(奈良キャンパス)
第一学院中等部で、すららっていうタブレット学習しながらフォローしてもらって、中学校の中間教室と体育は教室でと計画してます!
— nynn2 (@nyann235) June 15, 2023
第一学院中等部の特徴まとめ
第一学院中等部の特徴をまとめました。
不登校中の中学生が対象
第一学院中等部は、不登校中の中学生を対象としたフリースクールです。
教育機会確保法に基づいて、第一学院中等部での学習状況に応じて、在籍する中学校に不登校でも出席扱いにしたり、成績・内申評価を行うことができるように文科省が通知を出しています。
このため、中学の校長が許可すれば、「出席扱い」や「成績評価」が認められることになります。
制服はなし
第一学院中等部には制服はありません。
スクーリングなどの際は、スーツなどを着用する必要はなく、普段、外出している際に着ている服装で登校しても全く問題ありません。
制服らしい格好をしたりするのも自由なので、適当に組み合わせてもいいでしょう。
学費・各種料金は個別見積もり
第一学院中等部の学費・各種料金は、サポート内容によって異なることから、個別見積もりとなっています。
個別相談などの際に見積書を作成してもらえます。
千葉市の資料では、「入学金5,500円、受講料11,000円(1ヶ月あたり)」と記載されていますが、その他、各種検定料や活動体験費用などが実費で必要と記載されています。
参考
https://www.city.chiba.jp/kyoiku/gakkokyoiku/kyoikushien/documents/daiichigakuin.pdf
オンライン・通学を併用
第一学院中等部では、オンライン学習(ICT教育)と全国各地にある「キャンパス」への通学を併用しています。
月1回~4回程度、キャンパスに通うことが多いです。
オンライン学習では、デジタル学習教材「すらら」を用いた自習が中心となっており、希望者はプログラミング講座を受講することもできます。
教員や中等部の生徒だけでなく、第一学院高校の高校生も通っており、キャンパスでの授業やサークル活動、各種イベントなどに参加できます。
保護者向けサポートも充実
第一学院中等部では、保護者向けサポートも行っています。
定期的な報告に加えて、保護者会(茶話会)をオンライン・キャンパスなどで開催しています。
また、スクールカウンセラーや臨床心理士などによるカウンセリングは随時行っています。
各地のキャンパスで対面で受けられるだけでなく、電話・オンライン(ビデオ通話)などでも行えます。
まとめ
第一学院中等部は、不登校中の中学生を対象としたフリースクールです。
教育機会確保法により、第一学院中等部での受講状況をもとに、不登校中の中学で「出席扱い」になったり、内申点がつく場合もあります。
第一学院中等部の料金はそれほど高くなく、制服も不要なために購入する必要はありません。
このため、口コミでの評判もよく、満足している人が増えています。
無料の学校説明会・個別相談会は全国各地のキャンパスやオンラインなどで行われているため、まずは参加してみるといいでしょう。